記事LP実績紹介【エイジングケア化粧品】
今回は、クライアント企業へ納品した記事LPの制作事例をご紹介します。
目次
商品詳細
商材
エイジングケアをコンセプトにした化粧水+クリーム+美容液のスキンケアセット。(一部アイテムは医薬部外品)
トライアルサイズを500円で販売。
特徴:ドクターズコスメ、浸透力の高さ、濃密なテクスチャーなのでさらりとした使用感、6種の無添加、7種類の美容成分配合。
ターゲット
40~50代の女性
【悩み】
肌が敏感で乾燥が気になる
夕方、職場のトイレで鏡を見て乾燥やメイクのヨレに気付きショックをうける
シワ・たるみ・しみ
マスク外すときがいや
久しぶりに会う知人に老けたと思われそうで怖い
メイクしても乾燥する
メイクノリ悪く、乾燥シワにファンデが入り込む
秋になると乾燥が特に気になり、老けたと感じる
効能効果
主な効果は以下の通りです。
ハリ・保湿・美白(※)・年齢サインのケア
※メラニンの生成を抑え日焼けによるシミそばかすを防ぐ
期間と概要
期間
約10日
範囲
競合リサーチ・消費者インタビュー・構成・本文執筆・画像作成・使用動画撮影と編集・キャッチコピー複数案提案
媒体
Googleファインド広告
目的
CVR改善
制作詳細
制作意図
今回の記事LPの目的は、CVR改善でした。
そこでターゲット層は、潜在層へのアプローチが得意なディスプレイ広告の特性を考え、商品をすぐ買いたいわけではないけれど「加齢によるシミシワたるみが気になっていて、何か良いものあればいいな」と潜在的に思っている50代女性を想定しています。
消費者へ聞取り調査をした結果、50代になるとさまざまな化粧品を試してお気に入りのアイテムやブランドがあることが分かりました。しかし、心のどこかで「もっと良いものがあれば使ってみたい」という好奇心も併せて持っています。そこで今回の記事LPでは、すでに愛用している基礎化粧品のある方が、つい試してみたくなるような内容を意識しました。
また、「広告は信用できない」ということが消費者調査で分かったため、読者の友人のような目線を大切にして、リアリティある表現を心がけています。
【制作の流れ】
概ね以下の流れで作成いたしました。
①初回聞取り
商材の概要・納期・予算・作業範囲・課題など詳しく確認させていただきました。
②ご契約
初回聞取りで伺った内容を踏まえ契約書を作成し、ご契約していただきました。
③リサーチと構成案提出
自社と競合他社のリサーチや消費者インタビューを実施。
自社の強みや消費者の潜在ニーズなどから、構成案を作成いたしました。
競合調査の主な項目
・商材名
・キャッチコピー
・構成(流れ)
・選ばれる理由(差別化)
・気づきや応用できるポイント
④本文提出
構成案のご確認後、本文を作成し画像や動画を挿入。
気になる表現や修正点をお聞きしました。
⑤納品
修正箇所を修正し、最終確認を行なっていただき、納品しました。
⑥お支払い
請求書を発行。
基本的に納品月の翌月末の支払いをお願いしております。
薬機法や景品表示法といった広告規制での注意点
ここでは、今回の制作にあたり薬機法や景品表示法といった広告規制の面で注意したポイントについて解説いたします。
化粧品広告のビフォーアフター表現について
化粧品の効果を表現する際に効果的なビフォーアフターについては、なるべく取り入れたいと考えましたので認められている範囲内で表現いたしました。
またビフォーアフターの表現の1つとして、画像と文字の組み合わせでイメージしてもらうという表現方法を活用いたしました。
【医薬品等広告に係る適正な監視指導について(Q&A)】によると、化粧品では以下の通りの範囲でビフォーアフターが可能です。
(事例1)化粧品の染毛料、医薬部外品の染毛剤の広告において、使用前・後の写真を用い、色の対比を行っている場合。
→原則、差し支えない。
(事例3)洗浄料(化粧品的医薬部外品(以下、薬用化粧品という。)等)の広告において、肌が汚れた状態の写真と洗浄後の肌の写真などを使用する場合。
→原則、差し支えない。
(事例4)化粧水、クリーム等(薬用化粧品等)の広告において、乾燥した角層と、保湿後の角層の図面などを使用する場合。
→原則、差し支えない。
(事例5)シャンプー(化粧品)の広告において、フケがある頭皮写真と、シャンプー使用後の頭皮写真などを使用する場合。
→原則、差し支えない。
(事例6)「制汗」という効果効能の表示が認められた腋臭防止剤の広告において、無塗布の腋と腋臭防止剤を使用した腋の写真を使用する場合。
→原則、差し支えない。
(事例7)「メラニンの生成を抑え、シミ、ソバカスを防ぐ」という効能表示が認められた薬用化粧品の広告において、シミ・ソバカスのない肌と、製品使用後に紫外線暴露してもシミ・ソバカスが目立たない肌の写真を使用する場合。
→認められない。(「防ぐ」との効能効果を使用前・後の写真等で表現することは不可能なため。)
(事例8)「ひび・あかぎれを防ぐ」という効能表示が認められた薬用化粧品の広告において、ひび・あかぎれのない肌、製品使用後もひび・あかぎれのない肌及び無塗布でひび・あかぎれした肌の写真を使用する場合。
→認められない。Q7と同様。
出展:医薬品等広告に係る適正な監視指導について(Q&A)
しかし、媒体によっては画像が二枚並んでいるだけでもNGとされるケースがあるため、媒体の審査基準も考慮する必要があります。
制作で意識したポイント
ここでは記事LPを制作する際に意識したポイントなどをご紹介します。
FVのキャッチコピー
FVでは「なになに?知りたい」と興味を持ってもらうことを重視して、キャッチコピーを作成しました。
そこで、消費者インタビューの際に多くあがった「夕方、鏡を見て肌の乾燥や変化を感じることが多い」という意見を反映し「夕方のメイク崩れ」にスポットを当ててキャッチコピーを作成。
さらに「私(55歳)」と年齢を入れることで、ターゲット層に自分に関連のある内容だと認識してもらうように工夫しました。
このように「私も同じ!」と感心を持ってもらうことで、次へ読み進めてもらうことを意識しました。
またキャッチコピー内に「○○」と伏字で商品への誘導を暗示させることで、購入意欲の高い読者だけにクリックしてもらうことを狙いました。遷移率と最終CV率を上げたいというご希望にそって、最初から購入する気がある人を集めることを重視したキャッチコピーを作成しました。
画像と動画作成について
今回の案件では、画像作成や動画撮影なども私が担当しております。(デザイナーへ依頼することも可能です)
画像作成のポイントとしては、FV直下にビフォーアフターを連想させる画像を配置したことです。今の自分からどのような良い未来を叶えられるのか、この点をイメージできる画像を作成しました。
また実際のシーンをリアルにイメージできるように、公式サイトの画像はスマホ画面にはめ込んで作成。
さらに、本商品が粒子小さい成分を使用しており他成分より浸透率が高いことを表現するため、独自の実験動画を撮影しました。
粒子の小さい成分1(本商品配合成分)を薄力粉に、粒子の大きい成分2(一般的な成分)を黒糖に見立てふるいにかけ、成分1だけが落ちる動画を作成。
視覚的に肌に浸透することを表現しました。
他にも実際に使用している動画を撮影・編集するなどして、よりリアルな画像・動画を意識しました。
お客様の感想
今回の案件でいただいたお客様の感想をご紹介します。
CTRは通常LPの方が高いものの、記事をしっかり読んでくださったお客様の方がCVRが高く、結果CPAは記事LPの方が格段に良いという結果となりました。
ありがとうございます!
ヒアリングが的確で顧客ニーズに合った訴求軸を考えてくださり、結果見事にCVR改善につながりました。記事の構成案や画像・動画などもご用意いただいたので、記事化するのもラクで依頼してよかったです。
この度は、ありがとうございました。
ご依頼に関して
今回の記事LPの事例と数値に関しては、商品名・メーカー名を伏せた状態で商談時であれば公開の許可を得ております。
ご覧になりたい方やご依頼を検討中の方は、ぜひ以下の問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
また費用や納期は、工数によって異なります。お問い合わせ時には、ぜひ予算感などもお伝えください。
投稿者プロフィール
- 株)松田FRP工業取締役。フェムテック分野を専門に、薬機法管理者/コラムや販促物等制作実績2,000件以上/ マーケティングや薬事の悩みを解決/フェムケアブランド立ち上げ▶︎商品開発▶︎企画集客まで経験/売って良かった買って良かったを実現/
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