クラウドファンディング実績のご紹介

アンバサダーを務めているフェムケアブランドのクラウドファンディングにて、プロジェクト責任者を担当。今回はその実績についてご紹介します。
対応した範囲は以下の通りです。
・プロジェクトの全体管理
・クラファンページ作成
・システム内のリターン設定
・アンバサダーとして集客活動
・媒体や競合調査

プロジェクトページはこちら▶みんなで性をセキララに語る居場所をつくりたい!〜セクシャル愛テムで日本を元気に〜

概要

期間

2024/05/24~2024/06/23

目標金額

300,000円

プロジェクトコンセプト

「セクシャル愛テムで日本を元気に!」がコンセプト。
今回のプロジェクトを通して、性について前向きに受け止め、より自分らしく元気に過ごせる社会を実現したい。

媒体

CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

広告配信

なし

結果【達成率377%・1,131,000円】

当初の目標金額30万円を4日で達成最終的には1,131,000円の支援が集まりました。
達成率は377%、支援者数は204名。
全体の約20%は最後の24時間で支援してくださり、非常にうまくったという印象です。

プロジェクト中の課題

リターン設定

支援してもらいやすいようリターンの数は15前後を目安に設定。リターンを決める際は、どのような内容なら支援してもらいやすいのか、さまざまな角度から検討しました。リターンが多すぎると迷われて支援に繋がらないのでは?と悩むことありました。しかし幅広い種類のリターンを用意することで、応援だけしたい方にも需要のあるリターンが設計できました。

中だるみ期間の停滞

プロジェクト公開から3日間ほどは、支援者数も多く動きがありました。しかし、徐々に支援が伸び悩み、開始から2~3週間はほとんど動きがない状態でした。中だるみ期間は来ると想定していたものの、なかなか伸びない数値に焦りを感じました。

集客施策

クラウドファンディングには、支援者は以下のようなグループで3分の1に分類される法則(3分の1の法則)があります。
・3分の1「自分の直接の友人・知人」
・3分の1「自分の友人や知人の友人・知人」
・3分の1「サイトなどを通じてプロジェクトを知る、全く知らない人」

そのため「自分の直接の友人・知人」「自分の友人や知人の友人・知人」に確実に支援をしてもらえるよう、さまざまなPR施策を実施しました。今回広告配信は行なわなかったため、SNSやリストへの発信が重要となりました。

プロジェクト達成のためにしたこと

ここでは、プロジェクト成功のためどのようなことを実施したのか、ご紹介していきます。

媒体リサーチ

どの媒体で実施するのか、まずは各媒体の特性をリサーチ。媒体によっては「アダルトな話題」はNGというものもあり、セクシャルウェルネスをコンセプトにしているseseでは媒体選定で苦慮しました。
さまざまな媒体を検討する中で、今回はCAMPFIRE (キャンプファイヤー)での実施となりました。

他社事例のリサーチ

セクシャルウェルネスやフェムケアアイテムでクラウドファンディングをしている他社事例をリサーチ。ターゲットや集客方法、リターン設計などをスプレッドシートにまとめ、今回のプロジェクトに応用できるポイントを活用しました。

スケジュール管理

事前のPR活動やクラファンページの作成、ページの審査など、公開前からやるべきことが多くありました。
そのため「誰が・何を・いつやるのか」「進捗はどれくらいか」を全体的に把握し、進めることがプロジェクト成功の鍵でした。そこで自作のガントチャートを作成し、週2回の全体ミーティングで状況を共有、認識や計画のズレがないよう注意しました。

支援を伸ばせた要因3つ

ここからは、最後まで支援を伸ばせた主な要因3つを振り返っていきます。

事前告知をしっかり行なった

クラウドファンディングの準備段階から、会議の様子やリターンのことなどをしっかり告知していました。
また知人友人には開始前に限定ページを共有し、支援の依頼を個別で1人1人お願いして回りました。興味をしっかり引き付け見込み客に該当する人を集め、そこにクラウドファンディングを投下する、この流れがうまくハマった結果このような成果を出すことができたと考えております。

中だるみ期間を想定し動いた

中だるみ期間は必ず発生すると事前にチーム内で共有しており、予めその間の施策を考えておりました。具体的な施策としては、公式SNSやアンバサダー各自のSNSでの発信+コラボライブなど、SNSを使った発信をし続けること。
非常にシンプルですが、発信を続けたことで知人のさらに周りの知人まで認知を広げことができました。その結果、最終日に向けて支援してくれる層が集まり、最後の支援につながったと推測できます。
最終日に向けて必ず数値は回復すると事前に共有できていたため、途中で士気が下がることもなく動き続けることができました。

徹底したライブ配信

クラウドファンディングの期間中、アンバサダーそれぞれがSNSでコラボ配信やライブ配信などを積極的に行なうことで、支援者が伸びました。すでにアンバサダーのファンになっている人も多かったため、ライブ配信での呼びかけは何よりも効果があったと考えられます。
また最終日は、プロジェクト終了の時間まで6時間連続で、アンバサダーがリレー形式でライブ配信を実施しました。自分達の強みがライブ配信であることを理解し、最終日はライブ配信に注力、最後の駆け込み支援でさらに支援を伸ばすことに成功しました。

まとめ

今回のクラウドファンディングでは、リターン設計からPR活動、ページ作成、活動報告執筆、クラウドファンディングの諸々の設定などを担当しました。今回はプロダクトであるモノ売りではなく、体験価値であるコト売りのプロジェクトだったため、難しい側面もありました。しかし、チームや支援者様の協力を得ることで非常に良い結果となりました。

改めまして、この度はプロジェクトをご支援いただきました皆様、応援してくださった皆様、またコラボレーションしていただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
さらに、貴重な機会をいただき、責任者という大役をお任せくださったself sense株式会社の皆様にも、深く感謝申し上げます。また、共に活動していただいたアンバサダーの皆様にも、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

クラウドファンディングのページ作成や集客施策、リサーチなどでお困りの方はお気軽に以下の問合せフォームよりご連絡ください。

投稿者プロフィール

松田絵美
松田絵美取締役
株)松田FRP工業取締役。フェムテック分野を専門に、薬機法管理者/コラムや販促物等制作実績2,000件以上/ マーケティングや薬事の悩みを解決/フェムケアブランド立ち上げ▶︎商品開発▶︎企画集客まで経験/売って良かった買って良かったを実現/

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